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自分にはどうせできない――挑戦を諦めていたエンジニアが前向きに考え行動に移せるようになるまで

POSIWILL CAREERを利用し、思い込みの呪縛から解かれ転職に成功したmasamiさん。やりたい仕事ができない環境からいざ転職しようと思っても、「どうせ自分にはできない」と挑戦を諦めていたところから、ワークを通じて思い込みを壊し、自分に向き合えるようになるまでのストーリーを伺いました。

masamiさん
技術職に憧れ、メーカー系IT子会社に入社。社内SEとして地方化学工場で社内システムの保守運用や業務改善のITツール導入などに携わる。3年半後、本社に異動しインフラエンジニアとしてネットワークやサーバーなどを管理する部署で勤務。21年3月からSIerのテクニカルサポート職として勤務している。

理想のエンジニアってどんな姿だっただろう

ーーmasamiさんはかつて、理想がありながらも「どうせ自分にはできないだろう」という思い込みを持っていたと伺っています。当時の状況について、教えていただけますか?

学生時代、「強い専門性を持つエンジニア」を理想としていました。しかし、社内SEとして働いた3年半では、調整ごとや資料作成が多かったのです。専門性や技術力を身に付けたいと思っていた私には物足りない環境でした。

工場で働いていた時は、部署にいる15人中、10人が50代・60代で、女性は私を含めて2人だけ。転職経験者もいませんでした。旧態依然な環境で、やってみたいことを伝えても「これは俺たちの部署じゃできないだろう」と言われるだけでした。

社会人になりたての頃は、自分のやりたい業務と実際の業務とにギャップがあっても納得できていたのですが、エンジニアの勉強を独学でするようになってからは「もっとやりたいのに今の会社ではできない現状」を前に完全に目標を失いました。


ーー環境に慣れざるを得ず、そこで思い込みが生じてしまったのですね?

そうかもしれません。

環境といえば、工場勤務時代は女性の社会進出も進んでいなかったので、状況を改善しようと活動していたのですが、改善させることができず結果としては失敗してしました。

この経験を機に「本気で取り組んだのにできなかったのだから、何をやってもどうせ自分にはできないだろう」とより強く思い込むようになりました。

ーーお辛いご経験をされたのですね…。そのような悩みを打ち明けられる人は周りにいましたか?

いませんでした。キャリアに関しても女性の社会進出に関しても、「みんながこうしているから」と。多少疑問を感じることがあったとしても理不尽に慣れてしまっている環境でした。

感情を整理し向き合うことではじめて「思い込み」が解けていく

ーーPOSIWILL CAREERとの出会いについてお伺いしたいです。

ポジウィルを知ったのは転職を決める約1年前、2019年の秋です。当時「転勤の辞令が出なかったら転職しよう」と思っていたので、次のキャリアを考えるためにTwitterでキャリアについて発信している方の意見を参考にしていました。その検索で偶然ポジウィル代表の金井芽衣さんに出会いました。

無料カウンセリングに申し込んだのは、その出会いから1年後のことです。間隔が開いたのは、当時、ちょうど本社への異動の辞令が出た時期と重なったからです。「新しい環境で頑張ってからもう一度考えてみよう」と思いました。

結果、本社に異動してからも、自分が理想としていた"技術力を高める"ことができなかったことに加えて、上下関係の厳しい社風がどうしても合わず、再度転職を考えるようになりました。

ーー出会いから1年。覚えていてくださったことがうれしいです。無料カウンセリングはどうでしたか?

カウンセリング担当の川口さんに、現状の不満と、どのような仕事をしてみたいか、なぜその仕事をしたいのかを、幼少期の経験から深堀りしていただきました。

カウンセリングで伝えたことは2つです。ひとつは「技術的なことをしたいけど現在の会社ではできない」こと。もうひとつは「技術力を宣伝したりイベントで話したりするような仕事がしたい」ということ。

特に印象的だったのは、「なぜ人前に立つ仕事をしたいのか、幼少期の記憶でもいいのでその理由を教えてください」と聞かれたことです。

ーーなぜその質問が印象に残ったのですか?

当時は転職エージェントも利用していて、そこでの面談も並行して受けていました。転職エージェントでは「どんな仕事やりたいですか?」と聞かれたあと、「だったらこの仕事がありますよ」とすぐに仕事を紹介されます。

ところが、ポジウィルのカウンセリングでは「どうしてその仕事がしたいのですか?」だったり、「そう思う根源を教えてください」と聞かれたりするんです。転職先ではなく、キャリアの軸を一緒に見つけていける――。そんな感覚を覚えました。

「どうせ自分にはできないだろう」という思いが常に心のどこかにあったので、一人で転職活動するのは難しいと思っていたのも、POSIWILL CAREERに申し込んだ理由の1つでした。

ーー実際のトレーニングはどうでしたか?

いろいろなワークをやって少しずつ自己理解を深めていきましたが、一番良かったのは「感情を吐き出すシート」をやったことでした。

列Aには「後悔していることの事実と事象」
列Bには「何が嫌だったか、事実に対する自分の感情」
列Cには「本当はどうしたかったのか」
列Dには「課題とアクション(今後に活かせること/事実を受け止め感情と切り離して考える)」

といったシートです。

大きな挫折から「自分の発言や考え方は間違っていて、他の人のほうが正しい」「他の人の意見を優先させなければならない」と思い込むようになっていて、自分のことを信じてあげられなくなってしまっていたんです。

そのような心理状態で、「なぜ苦しかったのか」「どうして後悔しているのか」「どうすれば理想に近づけるのか」などを整理するのは難しかったですが、トレーナーと一緒に考えることで、常に冷静に感情に向き合って整理できたことが良かったと思っています。


ーートレーニングで印象に残ったことを教えてください。

「masamiさんならできるよ!」と何度もおっしゃってくださったことが印象に残っています。

トレーニングを通じて2つの軸が決まりました。「エンジニアになりたい」という軸と「女性の社会進出に貢献したい」という軸です。後者に関しては、大きな課題を抱えていましたが、それでも「masamiさんならできる!」と背中を強く押してもらえたことが本当にうれしかったです。

トレーニングの最初に「2020年以内に内定を獲得する」をゴールに設定していました。実際にあこがれだったテクニカルサポート職など複数社から内定をいただくことができました。


いまの自分に揺るぎない気持ちを持てるようになった

ーートレーニングを終えてご自身で一番変わったところはどんなところだと思いますか?

過去の自分といまの自分を切り離せるようになり、いまの自分に揺るぎない気持ちを持てるようになったところ、次に進もうというエネルギーを持てるようになったところです。

トレーニングを受ける前は、失敗が怖いからと挑戦できず諦めてしまうことが多かったのですが、今では、どうすればできるか前向きに考える力と行動する力の土台ができたと思います。

ーー思い込みの呪縛から解かれたのですね…!最後に、POSIWILL CAREERの利用に迷う読者の方に、メッセージをお願いします。

「本当に結果が出るのか」「料金プランが高い」といった不安や迷いはあると思います。そうした不安や迷いを払拭するほど、POSIWILL CAREERは伴走力とトレーニングの安心感はすごいので、必ず結果は出ると思います。

実際、POSIWILL CAREERによって過去のトラウマを乗り越えられたり、自信を持てるようになったり、転職で年収が上がったり、うれしい変化がたくさんありました。

気になる方はまずは無料のキャリアカウンセリングを受けてみて、カウンセラーといろいろ話をしてみるといいと思います。


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