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今の会社以外から声がかかる人材か?30代・40代の転職、今気づけてよかったこと

POSIWILL CAREERを利用し、これまでの仕事の棚卸しを行った山崎さん(大手IT勤務・42歳)。その会社でしか通用しないニッチなキャリアに危機感を感じ、自分の可能性に向き合うまでのストーリーを伺いました。

「今の会社以外から声がかかる人材か?」会社に染まりすぎた自分に危機感

ーーまずは自己紹介をお願いします。

業界最大手のIT企業に勤務している山崎と申します。書籍の編集者として9年勤務した後、現在の会社に入社し勤続13年目です。今はリーダーとしてメンバーマネジメントのほか、ポータルサイトのメディア面で編成業務等を担当しています。

ーーPOSIWILL CAREERを知っていただいたきっかけはなんですか?
2020年10月に、TechCrunchというメディアで資金調達の記事を読んだんです。おためしのカウンセリングは無料だと知り、「減るものではないし受けてみよう」と予約しました。

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ーーカウンセラーには、どのような相談を?

「自分は現職の会社以外から声がかかるような人材なのか」という危機感を相談しました。
今すぐに会社を辞めたいとかではないのですが、大手ならではのニッチな業務領域で長く働いていたので、つぶしが効かなくなるのではないかと不安でした。

危機感をはっきり感じたのは、職場で自分の親しい人達が何人か離職していったことです。「会社のカラーと合わなくなってきた」「今の仕事を一生続けられるわけではないから」とミドル層の同僚がどんどん卒業していきました。

私自身も共感できる部分がある一方、「じゃあ自分もこの機に考えてみようかな」と各社の求人等を見ても自分が応募できそうな求人が少なく、「今の会社に染まりすぎて、世間的に有用性が高い、つまり汎用性のあるスキルを持っていない」ことに気づきました。会社側が社内転職を提案してくれる機会もありましたが、「そうではなくて、いろいろな選択肢や可能性を知りたいんだよな」と思っていましたね。


ーー同じような悩みを抱える方も多そうです。無料カウンセリングを受けるにあたり、POSIWILL CAREERに期待していたことはありますか?

「自分自身の言語化」です。私自身、コーチとして他者にコーチングを行っていることもあり、他者に対して客観的な指摘はできるのですが、「自分自身の言語化」にはどうも難しさを感じていました。当日は電話でカウンセリングをされるのですが、ビデオ通話とは違い表情が見えないので、雰囲気が掴みづらかったくらいかな。それ以外は想定内の話で終わりました。

ーーそんな中、受講を決めた理由は何だったのですか?

「山崎さんだったらこのコースがいいと思います」と提案されたコースが、一番安いコースだったんです。私の年齢的にも、普通だったら一番高いコースを提示するわけじゃないですか。でも、純粋に本人にとって最適な提案をしている印象を受けました。運営会社やカウンセラーの方に信頼を置くことができ、受講を決めました。
編集者の性分もあって、「良くなかったら25万円のネタにすればいいや」とも思っていましたね(笑)。

いま気づけてよかった。「自分目線」と「世の中目線」のギャップ

ーー25万円の投資として、実際のトレーニングでは何をゴールにしていましたか?

「自分の可能性の最大化」です。もともと私は、自分の可能性の限界値を低く見積もりすぎる癖があるんです。トレーニングを通じて、そのような限界や思いこみを開放して欲しかったのかもしれません。

ーー35日にわたるトレーニングは、どうでしたか?

しんどかったです。特に、2回目の面談(合計4回)は分岐点でした。
職務経歴書について、岡さんに「これじゃ受かりませんよ」と痛い指摘をいただき・・。現在職務経歴書に書いている"自分が成果だと思っているもの"を、「山崎という商品を買うか」という視点で全て見直したんです。

今の会社では、採算を度外視したある種の社会貢献たる事業にも携わっていました。社外の人にも意義を感じてもらえていたし、自分でも努力していたので誇りに思っていました。
しかし、そういったものの成果を岡さんに聞かれた時、「それは主観で思っているだけで成果ではないですね」と言われたんです。これを言われた時は思考が停止しました(笑)。

そもそも他者から客観的なフィードバックを受ける機会自体が久しぶりだったので、自分の考えが覆されたショックも相まって、2日間ろくに眠れなくなりました(笑)。
今思えば、自分目線で見た「成果」と、世の中目線で見た「成果」のギャップが大きかったんだと思います。

そのあとは数日かけてフィードバックを飲み込み(笑)、わかりやすく想像できるか、汎用性があるのかなど世の中からの反応を意識して職務経歴書を書くようになりました。

ミドル層や管理職にこそ必要。プロと行うキャリアの棚卸し

ーーお申し込み前のご自身にメッセージを送るとしたら、なんと伝えますか?

「投資は無駄にはならない。あと、もっと早くから素直になった方がいいぞ」と伝えます(笑)。私くらいの年齢(40代前後)がPOSIWILL CAREERを使うのであれば、プライドやこれまで得てきたものに固執したりするかもしれないのですが、そんなものにすがっていないで、お金払った分だけ楽しんでこいと思いますね。

そこまで推す理由は、向き合い方や熱量の重さです。これを全ユーザーさんにやっていると考えると、コストをかけ過ぎなんじゃないかと心配になるくらいでした。
転職エージェントやキャリア支援サービスは私の年齢だと相手にしてくれなくなったりするんですけど、お金払ってでもこれほど熱意を持って向き合ってくれるサービスはないんじゃないかと思います。結果的に、トレーニングを通じて、自分の強みをもっと生かして働いていいんだと思えるようになりました。

ーーありがとうございます。最後に読者に対してメッセージをお願いします。

POSIWILL CAREERは、私個人としては高い買い物だと思います。最低でも27万5千円からのお値段ですが、この価値は自分で作るものなので、受け身でいたい人は使わないべきだし、伸びたい人は使うべきだと思います。

なので、トレーナーから言われたことに対して自分で内省できる人・頑張れる人じゃないと、このサービスは合わないと思います。特に私のようなよくも悪くも社会的に見て仕上がってしまったおっさんは、他人からの意見を受け入れにくくなるので、立ち止まって向き合える人じゃないと厳しいと思います。

語弊を恐れずにいうと、怒られる機会のなくなった方にはすごく刺さるサービスです。そういう意味では、ミドル層や管理職などのビジネスパーソンにこそ「プロと行うキャリアの棚卸し」は受ける価値があるではないでしょうか。