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遠い未来ではなく「今」どうなりたいかを起点に考える。トレーナーの一言で、自分の価値観を見出し、天職に巡り合うまで

POSIWILL CAREERを利用し、医療関連のベンチャー企業に転職したAさん(ベンチャー企業勤務・25歳)。「今の仕事が心から大好きだ」と生き生きと語る姿が印象的です。しかし、新卒入社した会社では、仕事に意義を見出せずに悶々とした日々を過ごしていました。自分が何をしたいのかわからない状態から、心からやりがいを見出せる仕事に出会うまでの歩みを追いました。

「歯車」になっている感覚が拭えなかった前職時代

──Aさんは、POSIWILL CAREERを利用して転職されたんですよね。現在の仕事内容について教えてください。

医療関連のベンチャー企業で、営業職として働いています。設立から数年の企業なので、営業といっても業務内容は非常に幅広いです。製品の設計からお客様への納品まで、全て自分で管理しています。最近は新規事業開発にも取り組み始めました。

慣れない業務が重なって、時には失敗してしまうこともあります。でも、自社製品に心から魅力を感じているので、仕事をすればするほどエネルギーが湧いてきますね。

──とても生き生きとしていますね。ただ、前職時代はご自身のキャリアに対して悩みがあったと伺っています。

はい。元々は、新卒でインフラ関係の企業に入社し、営業職として働いていました。1年目はがむしゃらに取り組んでいたのですが、2年目に入った時に「自分がここにいる意義があるのかな?」と疑問に感じ始めたんです。
日々の業務も、ある程度マニュアル化されていますし、転勤がある会社だったので住む場所も自動的に決まってしまう。まさに会社の歯車になった感覚で、「このままでいいのだろうか……」という疑問は、どんどん大きくなっていきました。

30代の同じ部署の先輩に相談をしてみたのですが、「仕事はお金を稼ぐための手段」と割り切っている様子でした。いろいろな価値観があるので先輩のことは否定しませんが、僕は同じようになりたいとは思えなかったんです。

モヤモヤした気持ちを抱えながら、社用車で外回り営業をしていたある日、追突事故を起こしてしまいました。けが人もおらず、大事には至らなかったのですが、「今のモヤモヤした状態のまま働き続けるのはもう限界かもしれない」と直感的に思い、退職することを決意しました。

裁量を持って開拓することが好き。トレーナーとの対話で気付いた価値観

──それは大変でしたね。退職後、POSIWILL CAREERは、どのようなきっかけで知ったのでしょうか?

「プロに転職の相談をしたい」と考えて、情報収集をするなかで知りました。「自分は本当は何をしたいのか」が明確になっておらず、転職活動を始める前に、整理をする必要性を感じていたんです。POSIWILL CAREERは、自己分析やキャリア戦略の策定、転職活動、入社後の活躍サポートまでの一連の流れが、キャリア心理学や発達心理学に基づいて設計されています。理論をベースにしたプログラムに安心感を覚えて、カウンセリングに申し込みました。

──無料カウンセリングを受けてみて、いかがでしたか?

「どう生きたいか?でキャリアをきめる。」というサービスの方向性に共感しました。新卒の就職活動では、自己分析に力を入れず、事業の安定性だけを基に会社を選んでしまったんです。その結果、仕事に取り組む意義を見出せず、離職につながってしまいました。自分が望む「生き方」を明確にすれば、心からやりがいを感じられる仕事に出会えるはずだと考え、プログラムを受講することにしました。

──POSIWILL CAREERは、最初にキャリアの理想像を可視化し、2ヶ月半後のゴール設定をしていきます。Aさんが設定したゴールを教えてください。

「イニシアチブを持って、自分の人生をデザインしていく力を身につけること」をゴールにしました。トレーナーの杉山さんとの対話を通して、「上司に言われたことを粛々とこなすのではなく、自分で主導権を持って仕事に取り組んでいきたいのだ」と気づいたんです。前職に対して違和感を覚えたのは、「自分でコントロールしている感覚」がなかったからだったんですよね。

──自分が本当に求めていることに気づいたんですね。

そうですね。学生時代を振り返ると、裁量を持って取り組むことがとても好きでした。大学時代に武術関係のサークルに所属していたのですが、入部当初は数名しかおらず、廃部の危機に瀕していました。そこで、「誰かが変えてくれるだろう」と他力本願になるのではなく、「自分自身が変える」ことを決意し、自らが行動してサークル活動を活性化させました。その結果、皆が真剣に稽古に取り組むようになり、翌年にはメンバーも増えて、廃部の危機を脱しました。

この時の達成感が、今でも心に強く刻まれているんです。僕にとって「裁量を持って自分自身で道を切り拓くこと」は、仕事をするうえで欠かせないのかもしれないと気づきました。

成熟期にある企業よりも、成長途上だけど開拓の余地のあるベンチャー企業のほうが、自分には合うのかもしれないと考え始めました。

──そもそもAさんは、自分が何をしたいのか明確にわかっていなかったとおっしゃっていました。なぜ、大切な価値観を見つけ出すことができたのでしょうか?

とにかく、たくさん話を聞いてもらえたことが大きかったと思います。特に印象的だったのが、「プロティアン・キャリア」の理論を用いた戦略設計です。プロティアン・キャリアは、環境の変化に応じて自分自身も柔軟にキャリアを変化させていくキャリア形成のことを指します。

キャリア形成は「数年先のゴールを設定して、逆算するべきだ」とも言われますよね。僕もそれが正しいと思っていたのですが、いくら考えても「理想とする未来像」をうまく描けなかったんです。そんな時に、杉山さんが「環境もキャリアも変化することが当然なのだから、遠い未来ではなく、“今”どうなりたいかを考えてみたら?」とヒントをくれました。「無理に未来に目を向けなくてもいいのか」と、力が抜けて、自分の望みを言語化できたんです。

──杉山さんの言葉が突破口になったんですね。その後、ゴールの達成に向けて、どのような行動を起こしましたか?

「成長途上のベンチャー企業」に絞って、就職活動を始めました。杉山さんが、ベンチャー企業で活躍するためのマインドや、オススメの情報収集の方法などを丁寧に教えてくださって、非常に心強かったです。

僕は元々、「答えは自分の中にある」と考えるタイプで、悩みごとがあっても人に相談してこなかったんです。けれど、杉山さんは「自分の中だけで完結させずに、外部から情報を得ることも大切だよ」と繰り返し説いてくれました。
結果、杉山さんが教えてくれたWantedlyで今の会社を見つけ、内定に至りました。

心の中のモヤモヤに正直になったからこそ、今の自分がいる

──Aさんは、念願の成長途上にあるベンチャー企業に入社されました。日々どんな気持ちで仕事に向き合っていますか?

前職まで悩んでいたのが嘘のように、仕事に対して使命感を持って働けています。しかし、自分の中で新たな課題が見えてきました。僕は、裁量の大きな仕事は好きなのですが、時に自分の意見に固執して、空回りしてしまうところがあると感じています。その点は周囲からも指摘を受けますね。

けれど、前職の時のように空虚な気持ちになることはありません。報・連・相を丁寧にして、周囲と歩幅を合わせながら克服しているところです。

──自分の課題に向き合っていらっしゃるんですね。

そうですね。自分が心からやりたい仕事に出会えると、壁に直面しても「頑張って乗り越えてみよう」と思えるのだと実感しています。今、前向きに仕事に取り組めているのは、POSIWILL CAREERのおかげですね。もし自己流で転職活動をしていたら、なんとなく転職先を決めて、少し嫌なことがあるとまた転職を考える……という負のスパイラルにはまっていたかもしれません。

──今、かつてのAさんと同じ悩みを抱えている人に、どんな言葉をかけたいですか?

自分の「違和感」に対して正直になったほうがいいですよ、と伝えたいです。働いていると、つい自分の本音にフタをして、無理に頑張ってしまうこともあると思います。でも、「何かが違う」という気持ちは、他にピッタリな道があるというシグナルでもあるんです。

僕自身は、自分のなかのモヤモヤに正直になったからこそ、今があると思っています。勇気をもって手放してみることで、新しい未来が見えてくるかもしれません。POSIWILL CAREERは、その勇気を後押しして、明るい未来に導いてくれるパートナーだと感じています。少しでも興味があることはやってみる、やってみてから考える。これがPOSIWILL CAREERを受講しようか悩んでいる方に、今、私が一番伝えたい一言です。

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