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自己分析サービスは自分の強みを言語化する、ポジキャリは人生の目的を言語化する

POSIWILL CAREERを利用し、本当に人生において大切にしたいものに気付いたこうきさん。仕事を頑張らなくては、という焦りがトレーニングを経てどう変化したのか伺いました。

嫌いじゃないけど、すごく好きでもない仕事。

こうきさん(29歳):大学卒業後、新卒でSEとして1年間働いたのちに、貿易関連の会社に転職。貿易事務として3年勤務。現在社会人4年目。

ーーこうきさんは、ポジウィルのイベント経由で知ってくださったんですよね。

はい。トレーナーのさんと瀬川さんがイベントでお話されていたのですが、「なんとなくモヤモヤしてる人って、いったい何にモヤモヤしているのかを整理できていない場合が多い」と聞いて、心に刺さったことを覚えています。

ーー「何にモヤモヤしているのか整理できていない」と、悩みのループにはまってしまいすよね…。こうきさんは当時、どのようなことにモヤモヤされていたのでしょう?

現職の貿易事務はもう3年半働いているので、自分に向いている仕事だとは思います。ただ、今後も今の仕事を続けたいとは思えず…。年収もそれほど高くないので、将来の伸び代を考えた時に転職した方がいいのかな、と。

ーーそれでイベントのあと、無料カウンセリングに申し込まれたんですね。

そうですね。不安もありましたが、とりあえずモヤモヤしていたから電話してみよう、と思い予約しました。
岡さんにカウンセリングを担当いただいたのですが、自分が心血注げることがわからなくなっていたと伝えると、「当事者意識を感じることなら、苦もなく努力できるのではないですか?」と聞かれたんです。

それを聞いたとき、腑に落ちた感覚がありました。SEをしていた時に、システムが出来上がっても自分ごとと捉えられなかったことを振り返ると、「自分が頑張れる理由は"当事者意識を感じられるか"、にあるのかもな」と。

心の中のモヤモヤをもう少し深ぼってみたい。そう思い、POSIWILL CAREERを受けてみることに決めました。

高い満足感の理由は「人生で本当に大事にしたいことに気づけたから」

ーーPOSIWILL CAREERでは何をゴールにおいていましたか?

「仕事・キャリアに対してブレない軸を持つこと」でした。次回転職するときに明確な軸が欲しかったからです。

ーー担当トレーナーの杉山さんはどうでしたか?

丁寧な方だと思っていました。私はいつも聞き役になりがちなので、親身にお話を聞いていただけたことを覚えています。決めつけずに肯定し続けてくださったり、「僕から見るとこう見えますよ」というように教えてくださったりしたので、自分では気付けなかった部分に気づけて新しい発見がありました。

ーー自分では気付けなかった部分。具体的に、どういうことでしょうか?

今までずっと、自分のことをめちゃくちゃネガティブだと思っていたんです。

でも、杉山さんに「どうしてこうきさんは、そんなにポジティブなんですか?」と言われたことがあって驚いたんです。

私は落ち込む、という結果にしかフォーカスしていなかったので、「自分はすごいネガティブだ」と捉えていたのですが、杉山さんは落ち込んだ後に立ち上がろうとしている姿勢を評価してくださって「どうしてそんなにポジティブなんですか?」と質問してくださったんです。

自分自身、昔から"努力家"、"頑張りやさん"と言われることは多いのですが、結果ではなく過程を評価してくださったのが嬉しかったですね。

ーーそうだったんですね。他に、トレーニングで得た気付きはありましたか?

4L(労働/Labor・学習/Learning・余暇/Leisure・愛/Love)と呼ばれる、人生の重要な要素について話した時が印象に残っています。
杉山さんに、「1)仕事は充実しているけど、愛はひどい」のと、「2)仕事はひどいけど、愛は充実している」しか選べないとしたら、どちらを選びますか?」と聞かれたんですよね。

ーー悩ましい二択ですね・・!

しばらく迷って「仕事は充実していなくても、愛が充実していたらいいです」と答えたんです。

これまでは愛なんて見向きもせず「どう仕事を充実させていくか」しか考えたことがなかったのに、杉山さんのその1つの質問で、人生の中で大切にしたいものが仕事より愛であるということに気づいてから、考えなくてはいけないことがガラッと変わりました。

よくよく考えたら、僕自身がトランスジェンダーを理由に愛を諦めてきた部分があるんです。「結婚も子供も女性に与えられないし、愛で充実できないなら仕事で頑張らなくちゃいけない」と。今思えば、無意識に「こうあるべき」で自分を縛っていたんだと思います。

「武器は何か」ではなく「武器をどう使いたいか」がわかった

ーーこれまでにもキャリアについて悩まれ、他のコーチングや自己分析サービスを受講なさったそうですが、POSIWILL CAREERは何が違うと思いますか?

目的が違いますね。自己分析サービスは自分の強みを言語化するもの、ポジキャリは人生の目的を言語化するもの、といえるでしょう。

以前、とあるサービスを利用したことがあったのですが、自分の武器がなんなのかは分かるけれど、その武器を使って何をしたいか、というところは分からずじまいでした。

そのサービスは、自分の強みを仕事に活かすことが目的でした。しかし、仕事だけではなく、趣味の時間を増やしたり、土日にパートナーと時間を過ごすことも人生を豊かにすると思うんです。杉山さんとのトレーニングの時にも、仕事を充実させることだけに捉われる必要はないと話した時に、自分の考えと一番合うなと思えました。

ーー今このインタビューを読んでいる方へ、メッセージはありますか?

「自分が送りたい人生」が見えた感覚があります。

もしもPOSIWILL CAREERを受講していなかったとしたら、きっと今「何者かにならなきゃ」という思いに駆られて、全然楽しくもないし、成果も出ない中で、SNSで発信を続けているのかなと思います。

自分らしく生きられていない、頑張っているけど本当にこれでいいんだろうかってモヤモヤしている人に、受けて欲しいなと思います。