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自分の本当にやりたいことが分かるようになるまで。大手メーカー5年目のポジキャリ体験談

POSIWILL CAREERを利用し、自分のやりたいことを見つめ直したYさん(大手メーカー勤務・27歳)。パワハラ・モラハラ上司の元で耐え続けた結果、いざ転職しようと思っても自分のやりたいことが分からず求人を判断できなかったところから、ワークを通じて思い込みを壊し、自分に向き合えるようになるまでのストーリーを伺いました。

「海外行きたい」って自分のやりたいことだっけ?

Yさん
大手日系メーカー勤務。国立大学に入学し、在学時留学。どんな仕事がしたいか具体的なイメージを持てないまま、「海外に日本の商品を届けたい」と、海外進出している大手メーカーに入社。入社から5年間、設備商品の企画を担当している。

ーーYさんはかつて、「自分のやりたいことが分からなくなってしまっていた」とお伺いしています。当時の状況について、くわしくお聞きしたいです。

入社時から海外志向でしたが、国内向けかつ古い体制の設備商品企画になり、「海外で仕事がしたい」という願いが叶わなかったんです。女性がおらず50代男性ばかりの中で、モラハラ・パワハラもありました。出身地や出身大学をけなされたり、人格否定は日常茶飯事でした。

それでもなお「ここで頑張らなきゃ」と耐えていたのですが、3年目にプロジェクトのリーダーを任されたことで、課を2つ兼務することになり状況が悪化してしまいました。

兼務するだけでも大変だったのですが、新しい上司が尚更パワハラで…。「今まで頑張ってこなかったから出来が悪いのよ」と四六時中言われたり。「あなたを育てるために言ってるんだよ」と、人事も黙認している状態でした。

当時は毎日泣きながら仕事に行っていて、メンタルもじわじわとやられていきました。

ーーお辛いご経験をされていたのですね…。

辛かったですが、真面目にやってきたのに逃げたくない一心で、なんとか仕事をやり切りましたね。「何も悪いことしてないのに…」と心では泣きつつ、「ここで頑張らなきゃ」と。

ーー仕事をやり切ったあとは、どうなさったのですか?

プロジェクトを成功させて実績も残せたことをきっかけに、「1年後も今の仕事をしたいと思えない。心からやりがいを感じる仕事をしたい」と転職を考えたのですが、やりたいことが不明確で、転職先を探す基準もおおざっぱなため、求人を見ても判断ができませんでした。

なんというか、心の声がわからなくなっていたんですよね。

私はずっと「海外で働きたい」と思っていたのですが、もはや、それは今の職場を抜け出すための綺麗な理由にしているだけで、実は"本当のやりたいこと"ではないんじゃないかと。

自分の弱みを受け入れてはじめて「やりたいこと」が見つかる

ーー無料カウンセリングを受けるきっかけについてお伺いしたいです。

「転職したいけどやりたいことが分からない」、「海外で就職したい」、「でも結婚の予定もあるしどうしよう」と焦るうちに自分が何がしたいのか混乱してきて、前に進めなくなってしまいました。転職サイトに登録する傍ら、Twitterきっかけでポジウィルのイベントに参加し、無料カウンセリングに申し込みました。

無料カウンセリングでは、「優先順位付けが出来ていないと思います。海外や英語って、Yさんにとって実はそんなに重要ではないのでは?」と問われ、ハッとした覚えがあります。

また、パワハラを受けてた時のことを泣きながら話してしまい…。自分では「過去のことだ、解決した」と思っていたのですが、全く違ったと気付きました。


ーー心の傷は、時間が経ってもなかなか癒えないですよね‥。周囲に仕事の悩みを相談することはあったのでしょうか?

仲の良い同期・彼氏・両親には話していました。話は聞いてくれましたが、「上司おかしいね、会社辞めなよ」と励ましてはもらえたものの、"会社を辞めたあとにどうしたらいいか"は分からなかったです。

実際、職場は50代の男性がほとんどで、数少ない女性社員も、未婚や、既婚でも子供がいない人が多く、周囲に自分のロールモデルがいなかったんです。
尊敬できる人も周囲にいなかった時、30代の女性トレーナーがいたのも、POSIWILL CAREERに申し込んだ理由の1つでした。


ーー女性にとって、自分のロールモデルとなりうる存在は大切ですよね。トレーニングの最初に設定していたゴールは何でしたか?

「どの業界で何をしたいかが見つかっている状態」をゴールにしていました。
5年間本当に悩んで、自分で自己分析したり、社内の人にアポを取りまくっていたのですが、結局分からずじまいだったので‥。
結婚前に約30万円の出費は正直痛かったですが、「最後のチャンスだ、これで変わる!」と覚悟を決めて1ヶ月間頑張りました。


ーー実際のトレーニングはどうでしたか?

「やりたいことを見つける」ためのワークをした時、納得感を得ながら進められたことが一番の印象でしたね。

自分の強みを把握するためには2つのステップが必要だと教えていただいたんです。

①自分に自信を持てている
②自分の弱みや苦手な部分もありのままの自分として受け入れられている

その2点をクリアするため、いくつかのワークを行いました。

①自分のいいところを100個挙げるワーク
②改善したいところを思いつく限り挙げ、どうやって改善できるか方法を考えるワーク
③"事実"と"思い込み"を分けるワーク

上記のワークを3日間くらいでやりきったことは本当にいい学びになりました。実は毎日4時間ポジキャリに時間を使っていて、ワークももっとありませんか?ってもらいに行くうちに(笑)、自分の掘り起こしをポジキャリがサポートしてくれている、ということに気がつきました。「面談時間だけやったら答えがもらえるんだ」というマインドだと上手くいかないのかなと感じます。

私は話す時に相手に気を遣ってしまうので…、トレーナーの二田さんの、話を聞き切ってくださる姿勢もすごくありがたかったです。

ポジキャリは答えを与えてもらうのではない

ーートレーニングを終えての感想を教えてください。

最初は、「自分にはどんな仕事が合っているのか、答えをとにかく見つけたい!」という気持ちでいっぱいで、不安まみれでした。ポジキャリを受けることで、答えを与えてもらって、劇的に解決できるんだ!と勝手に想像していました(笑)。けれど、4回目の面談を終えて、答えは自分の中にしか無いんだ、それを自分で掘りに行くんしかないだと分かりましたね。

結局、「この会社じゃないとダメ」「転職しないとダメ」みたいな「~しないとダメ」は一つもない。大切なのは会社や求人に自分を合わせることではなく、自分らしく、楽に生きられるような状態を保ちつつ、なりたい自分に近づけるような仕事を探すことだと思えました。

ーー素敵ですね…!最後に、POSIWILL CAREERを利用しての変化や収穫があれば教えてください!

マインドが変わったなと自分でも思いますし、彼氏にも言われます。

ポジキャリを受講したとき、整理も優先順位づけもできておらず、ただひたすら焦っていたのですが、今後また焦る時があっても自己否定することなく、学んだワークを生かして対処できると思えるのは大きな収穫です。

これからも、自分のありたい状態に近づけられるような仕事を探して転職活動を続けて行きます。

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